四国の太平洋側に位置している高知県。海に面していることから、海の国というイメージが強いですが、山地率が約90%にも及ぶことから県域には山林が広がっていることが分かります。海・山という豊かな自然に囲まれている高知県は、気候条件にも恵まれています。年間の日照時間が2,000時間を越えるほど長く、全国でも1位、2位を争っています。また、夏から秋にかけては台風が接近することから降水量も多くなっています。高知県は、地形、気候を上手く利用して稲作や野菜作りといった農業に力を入れています。そして、比較的温暖であり、冬でも晴れの日が多いのですが、山間部や一部の地域においては大雪になることもあります。日中は暖かくても、夜間や朝には気温が氷点下になることも少なくありません。2015年の観測データでは、最低気温がマイナス0度未満だった日数は36日。最低気温はマイナス6.8を記録しています。気温が0度を下回る日は、住宅の設備が凍結する恐れがありますのでご注意ください。特に、凍結することで不便になり、故障を招くかもしれないのが給湯器です。給湯器の内部には水を通す管があり、温めてお湯を住宅内の各水道に給水しています。蛇口を止めていても、給湯器内部、配管には水が残っており、寒い日にはその水が凍ってしまうのです。そして、水は凍ると膨張しますので、配管が破裂、破損するケースもあります。給湯器が凍結してしまっても、まずは解凍を待つかゆっくりとぬるま湯をかけてみましょう。無事に使用できるようになれば、問題はありません。しかし、水漏れやお湯が出ないなどのトラブルが発生した場合には、給湯器内部の故障、配管の破損が考えられますので、修理や交換が必要です。無理して自分で修理しようとすると、余計に故障してしまうかもしれません。配管の修理が必要なのか、給湯器の交換が必要なのか、見極めるのは知識がなければ難しいでしょう。凍結による給湯器の故障などは、給湯器の修理・交換に対応している業者にお願いするのが安心です。また、高知県は暖かいから、給湯器が凍結することなんて滅多にないだろうと油断しないようにしましょう。日が当たらない場所、冷えやすい場所に給湯器が設置してある場合には、給湯器が凍結する可能性も高くなりますのでご注意ください。そして、凍結以外にも、部品の消耗などで故障することはあります。異変に気づいたらすぐに、修理・交換をして高知県での生活をより快適なものにしましょう。
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