本州で最も西に位置する山口県。地図上で見ると、温暖な気候なのではと考える方も多いかも知れませんが、実は日本海側の地域と瀬戸内海側の地域では、同じ山口県内でも冬の気候に大きな違いがあります。雪が降り、山沿いでは道路が凍結することもある日本海側の地域では、1月から2月にかけての日中の最高気温は平均で10度前後、また最低気温は0度近くまで下がる日もあります。このような冬の時期に注意したいのが、給湯器の故障です。急な冷え込みや降雪があった後などは、給湯器の故障が増える傾向が全国的にも顕著です。では、給湯器の故障を防ぐのに出来ることは、何かあるでしょうか。まず、ご自宅に設置されている給湯器をどの位の期間にわたって使用しているか確認してみてください。一般的に給湯器の耐用年数は各メーカーで10年程度とされているものがほとんどです。期間がそれを大幅に超えてしまうと、修理するときにも部品が無い、修理にかなりの時間やお金を要する場合が出てきます。もし長期にわたって給湯器を使い続けているようでしたら、給湯器を思い切って交換するというのも一つです。最近は機能や効率が優れた給湯器が多く登場していますから、ライフスタイルに合わせて交換する機種を選ぶというのも楽しいのではないでしょうか。使用期間を確認したら、続いては凍結による故障を防ぎましょう。どのようなことをするかと言いますと、凍結防止ヒーターが搭載された機種をお使いの場合は、電源プラグがコンセントに差し込まれているか確認します。これがゆるんでいたり抜けていると、給湯器に電気が回らないこともあるかも知れません。きちんと見ておきましょう。また、給湯栓から少量のお湯を流し続けるという方法も非常に有効です。このとき、お湯の温度はできれば最高にしておきましょう。また、水量が不安定だと途中で途切れてしまい、凍結してしまうおそれがありますので、流し始めから1時間以内に一度お湯が流れているか、状態を確認するようにしてください。この方法は、給水管やバルブ類の凍結も防ぐものとして広く知られています。給湯器が故障すると、キッチンでの洗い物や入浴時などにお湯が使えなくなり非常に不便です。考えられるあらゆる対策を講じることによって、突然やってくる給湯器の故障を防ぎましょう。
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